このところ、9/9のイベントにて公開されるであろう、次期iOS「iOS9」で、Safariに搭載されると噂の広告ブロック機能が騒ぎになっています。
iPhoneの新OS『iOS 9』は広告ブロック機能でページ表示速度が3.9倍に。通信量も53%削減
「iOS 9」のコンテンツブロック機能、広告だけではなくGoogle Analyticsなどアクセス解析ツールもブロックされる可能性
「新iPhone」から広告は締め出されるのか
幸い、うちには広告収入モデルのビジネスは今のところ一切無く、割とのんびり静観しています。(でも、本当ならWebページ作成のやり方そのものも色々変わってきそうですが。。。)
今はまだ噂の域を出ず、9/9の公式発表を待つばかりなのですが、もし本当に、Webブラウザで自動的に広告をブロックするとしたら、これは驚くべきこと。
インターネット黎明期から続くネット広告手法を根底から否定することになり、そのインパクトはiPhoneがかつて成したFlashの排除以上でしょう。
もしかすると、これまで自分のプロダクトを利用して金銭の授受が発生する場合、頑なに自分達にもお金が落ちないと許さない姿勢を取ってきたAppleが、ついにネットそのものにまで手を延ばしてきたのかも。。。
個人的には、これがもし本当だったとして、Android OSを持つGoogleの対応が見ものだと思っています。
ユーザ側から見れば間違いなくメリットである今回の話。
Androidにも同様の機能を求める声が出るでしょう。
しかし、Googleの大きな収入源のひとつはネット広告であることは周知の事実。
Appleに追従することは、自身の収入源を断つことに他なりません。
いままで、ユーザーにも企業にも、割とうまく折り合いがつく道を選んできた感のあるGoogleが、今回、どんな道を選ぶのか。
楽しみではあります。