僕の電子書籍に対する見かたは間違っていたかもしれない。

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「どうでもいい本は電子書籍で、
 何度も読み返すような分厚い本ほど、紙の本を買う」、

最近仕事でお邪魔している会社の20代半ばの社員さんの発言に衝撃。

前の会社を辞めた直後は、ちょうどiPadの発売直前。
「これから電子書籍の時代が来る!」と騒がれていた頃で、
僕も電子書籍で事業を起こそうとしていました。

いろいろと市場調査などしていった結果
事業として手を出すのは断念したのですが、
自分たちより後の世代では劇的ではなくても、
静かに紙から電子データへ移っていくと想定していました。

電子書籍のメリットは主に、
・手軽に手に入る
・荷物にならない
・コンピュータからの読書支援
 (音声読み上げ、ネットへの接続、挿絵などのアニメーションなど)
なので、難しい本のほうが恩恵を受けやすく電子化の意味があります。

ですが、、、上記の発言ですよ。

エンジニアゆえ、難しく考えすぎていたかも。
荷物にならないことも、コンピュータによる支援も、
便利だけど需要はごく一部で(むしろ、余計な機能が付くだけ「面倒」かも)、
「手軽さ」こそが単純に重要なのかもしれません。

そして、自分にとって重要なことには、逆に手軽さを求めない・・・のかも。

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